中小建設業

AI・DX人材育成:
現場から始めるデジタル活用

AI・DX人材育成 現場密着型研修 実務家講師 中小企業支援

背景

地域密着型の中小建設会社。施工管理・現場監督・職人など、現場作業を担う社員が大半を占め、これまでITとは縁遠い文化で事業を成長させてきた会社でした。

しかし、人手不足の深刻化と若手採用の苦戦が続く中、経営者は「このままではいずれ現場が回らなくなる」という危機感を抱いていました。国土交通省が推進する建設DXの流れも受け、「うちもデジタルを使いこなせる人材を育てなければ」と動き始めたものの、何から手をつければよいかわからない状態でした。

課題

  • 現場社員のITアレルギーが根強い 「パソコンは苦手」「スマホはLINEしか使わない」という社員が多く、DXという言葉自体に拒否感を持つベテランも少なくなかった。研修を告知しても「自分には関係ない」と受け取られてしまう状況だった。
  • 現場を止めて研修に参加させる時間が取れない 建設現場は工程管理が優先されるため、社員を集めて長時間の研修を行うことが難しく、座学中心の研修は現実的でなかった。
  • 建設業の実態に合った講師が見つからない 「AIやDXに詳しい講師」はいても、建設現場の工程管理・安全管理・図面業務といった実務感覚を持ちながら語れる人材が見つからず、研修内容の説得力に欠けていた。
  • 専任のDX担当者がいない 中小企業ゆえに情報システム部門や専任のDX推進担当者が存在せず、誰が旗振り役になるかも決まっていなかった。

ディレクターズコネクトの介入

  • 「怖くないAI」から始める導入研修の設計 難しい理論は一切排除し、ChatGPTなどの身近なAIツールを実際に触ってもらうハンズオン形式を採用。「報告書の文章をAIに直してもらう」「現場写真を使って議事録を自動生成する」など、明日から使える業務シーンを題材にすることで、心理的ハードルを一気に下げた。
  • 建設業の現場DXを熟知した実務家講師をアサイン 施工管理アプリの導入・定着支援を実際に手がけてきた実務家講師を選定。「うちの現場と同じ話だ」という共感が生まれ、「自分たちにもできるかもしれない」という空気が研修中に生まれた。
  • 短時間・複数回の分散型プログラム設計 1回2時間以内の研修を月1回・全4回に分けて実施。現場の工程を止めずに参加できる設計にしたことで、参加率が大きく向上した。回をまたいで「実際に試してみた」報告を持ち寄る振り返り時間を設けることで、学習の継続性を担保した。
  • 社内DX推進担当者(兼任)の育成 若手社員1名を「社内DX推進リーダー」として任命し、伴走支援。ツール選定・社内展開・定着フォローまでをサポートする個別メンタリングを並行して実施し、外部依存なしに自走できる体制を構築した。

成果

  • 研修参加者の大半が「AIを業務で使ってみたい・使ってみた」と回答し、実際に日報・報告書作成にAIを活用する社員が出始めた
  • 施工管理アプリの活用が社内に定着し、現場の情報共有スピードが改善
  • 「デジタルが苦手なベテランが率先してスマホで写真を撮るようになった」と経営者が驚く変化が現場で生まれた
  • 社内DX推進リーダーが主体となり、次のステップとして図面管理のデジタル化に向けた検討を自走で開始

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